危険物取扱者 乙種4類(乙4)の合格率と挫折率

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 危険物取扱者 乙種4類(乙4)の合格率と挫折率のデータ。その他、受験者数も併せて挙げる。乙4の合格率は年々下がっており、30%を切るようになっている。かつてのようにカンタンには取れない資格に変貌しているので、計画的に取り組む必要がある。受験者数は減少しているが、減り方は緩やか。おまけに、お布施額と、乙4関連リンクも。

乙種4類(乙4)の合格率

 危険物取扱者の乙種4類(乙4)の直近の平成28年度の合格率は「28.9%」です。

 過去の平均は、「31.2%」となっています。

 乙4の合格率は、例年「30%」台が続いていましたが、試験が難化したため、この2~3年で30%を切るようになりました。

 合格率の減少がどこまで進むか、予断を許しませんが、おおむね「25%」まで下がってもおかしくないと思われます。

 試験の主催者は、基本、受験生の予想の斜め上を行くので、たとえば、受験料収入が下がるのでこれ以上は難しくならんだろう→現状維持どころか、さらに凶悪化して受験生撃沈なことが考えられます。本当に油断せずに試験に臨むことが無難です。

 乙4には、膨大な過去の合格者がいます。過去は「カンタン」に取れたかもしれませんが、昨今は、そうではありません。

 昔の試験と今の試験とは違うことを明白に意識して、試験勉強に臨んでください。

 なお、乙4の受験者数は年々、減少しています。ガソリンスタンドが減っているのがその背景にあるかと思われます。それでも、法的需要はかなりあるので、減少率は緩やかです。

 参考:乙4独学資格ガイド

乙4の挫折率

 挫折率とは、「試験を申し込みはしたが、本試験は受けなかった、試験放棄をした人の割合」です。

 乙4の挫折率は、例年「11%」と高く、申し込んだ人の10人に1人は、試験放棄をしていることがわかります。

 ちなみに、甲種の挫折率は、TOPの「14%強」となっており、乙4は、危険物取扱者試験で2番目に挫折率の高い試験となっています。

 乙4の挫折率が高い理由は、「乙種4類の独学」でも述べていますが、やはり、「難化傾向」のため、必要勉強量が増えたことでしょう。

 かつての乙4では、「常識的に考えたら取れる問題」が数多く見られましたが、最近では「まれ」となっていて、受験生は容易に点が取れなくなってしまいました。

 また、かつてのような過去問の使い回しも減り、新規の問題が次々と顔を出すようになっているため、これまた、点が取り難くなっています。

 合格点の6割を確保するには、それ相応の学習量が必要となっているため、「勉強がぜんぜん間に合わなくなって放棄」という次第かと思われます。

 無謀な申し込みはやめ、計画的に取り組んでみてください。

 次は、試験放棄者のお布施額です。

おまけ:お布施額

 お布施とは、「試験を放棄した人数に、受験料をかけた数字」です。

 乙4は、おおむね毎年32,000人が試験を放棄しています。

 乙4の受験料は「3,400円」ですので、1年につき「1億8,800万円」が、お布施されていることになります。

 お布施はほどほどに。

乙4の勉強方法など-リンク

 乙4の勉強方法や、独学での進め方は「乙種4類の独学」をばご参考ください。

独学向け教材-リンク

 「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

 テキストは、文系向けの「チャレンジライセンス 新訂版」を…、

 問題集は、難化対策用の「乙種4類 危険物取扱者試験」を利用します。

 当該2冊で必要十分です。

危険物取扱者のこまごましたもの

 危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。

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