乙6公式過去問解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第35問は、第6類危険物でおなじみの「過酸化水素」を問う問題です。基礎・基本事項で構成された問題です。テキストと過去問をしっかり解いた受験生なら、穏当に正解できるはずです。

35問‐過酸化水素

 

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難易度コメント+こたえ

 本問のレベルは「ふつう」です。

 過酸化水素の固有論点が問われています。

 本問に限らず、独自性のある性質は、念入りにチェックしておきましょう。

 本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。

解説

 問題文には、「次の物質を過酸化水素に混合したとき、爆発の危険性がないものはどれか」とあります。

 少しだけ応用が効いていますが、皆さんなら、大丈夫でしょう。

 「過酸化水素」の保管方法を思い出してください。

 「過酸化水素」は、分解を防ぐため、“安定剤”として、リン酸、アセトアニリド、尿酸が点火されます。

 いうなれば、先の3つのリン酸、アセトアニリド、尿酸は、過酸化水素を混ぜても、問題がないものといえます。

 混ぜて問題が生じるものを、『安定剤』には、使わないからです。

 んなもんで、答えは、選択肢5の「リン酸」となります。

 馬鹿馬鹿しい憶え方ですが、「凛とした、汗と尿」くらいに憶えるといいでしょう。

まとめ

 本問は、「爆発の危険がないもの」を問うています。

 よって…、

 正解:5

 乙6危険物の例題は、以上です。お疲れ様でした!

過去問その他の問題

 本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。

 通勤・通学中にどうぞ。

乙種6類

 インデックス

 26問:類別の性状・・・基本中の基本問題。「やさしい」。

 27問:6類の貯蔵取扱・・・「やさしい」。

 28問:硝酸の貯蔵取扱・・・「ふつう」。

 29問:6類の性状・・・「やさしい」。基本問題。

 30問:過塩素酸・・・「やさしい」。

 31問:6類の共通性状・・・「やさしい」。

 32問:硝酸の性状・・・「やさしい」。

 33問:硝酸・・・「やさしい」。解けなくはない。

 34問:三フッ化臭素・・・「やさしい」。取れる問題。

 35問:過酸化水素・・・「ふつう」。

乙6アーカイブ

 旧32問(R5):アラカルト

独学向け教材

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 試験科目個々の勉強方法は、「乙6の独学」をお読みください。

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