資格試験における過去問

資格試験においては、過去問をどう扱うかで合格が左右されます。まずはじめのうちは、過去問を制覇することを目標にしましょう。過去問が大体解けるようになって、ようやく受験生になるのです。

はじめに−資格試験におけるレベル

資格試験における4つのレベルをごぞんじですか?

1、素人
2、初学者
3、受験生
4、相対合格者

この4つのレベルがあります。

素人は資格の存在を知ってるくらい。初学者はテキストと問題集を買ってやってるみたいなノリです。。

相対合格者は、高確率で受かる人。

素人・初学者レベルでの受験は博打です。
まさに任天堂です。

さて、ここで知って欲しいのは「3、受験生」のレベルです。まず、「3、受験生」までたどり着かないと合格不合格・勝負以前の問題なのです。まわしをつけていないスモウレスラーの如く、素人や初学者だと勝負の土俵にすら上がっていないのです。

受験生のレベルは「過去問」までたどり着いた人、といえます。もちろん、受験生にもピンからキリまでいます。ですが、一応合格までの目安として「過去問突破まで」がいえると思います。

この過去問突破後は、受験される資格によって違うと思います。過去問だけやっておけば十分合格できるのもありますし、過去問から予想問題、横断問題まで手をつけないと合格できないのもあるでしょう。

受験生の知識のバックグラウンドによっても、この過去問以後は大きく方向が変わってきます。

たとえば、わたしの宅建の場合、運良く過去問をやっただけで受かったのですが、この合格を引き寄せたのは行政書士などの法律系資格の勉強が色濃く影響したと考えます。

なぜ、こう過去問過去問というのか?

なぜ、こう過去問過去問というのでしょうか?

過去に問われた事をしても仕方ないではないか、というのが世間一般の常識ですね^^。昔のことは忘れるというのも、処世訓っぽくて妥当です。ですが、資格試験における過去問については、その考えは横において置いていた方がいいのです。

というのも、本当に過去問で問われた事が、再び出題されるものなのです。だから、過去問をやった方が合格するには物凄く効率的なのです。

わたしも資格試験をする前、過去問をする輩を「過去に拘束されるバカ者め」と思っていましたが、資格勉強をするうちに『過去問をすること=もっとも効果的に点数を積み上げる方法』だと気づきました。

だって、でるんだもん^^昔に問われた事が^^それで1点だもん^^

100点満点で合格ラインが70点、とすれば1点というのは、合格に対して1.5%の割合になるんですよ。

過去問までたどり着ければ、戦えるレベルです。そこから自分の忘れている箇所、あやふやな箇所などの弱点補強をしていくのです。

まず過去問ができるレベルまでたどり着きましょう。話はそこからです。

素人・初学者だからといっても・・・

ところで、素人・初学者だからといってうんざりする事もないです。単に過去問までたどり着くだけで、素人・初学者のときよりはるかに合格する可能性が上がります。

試験まで時間がないのならば、過去問レベルにでもたどり着いていれば「運良く」合格できるかもしれません。なんたって選択肢から選ぶのですから、点数を拾える可能性はあります。

過去問を解けるレベルになってようやく、合格への勝負をかけれるようになるのです。金星もありえます。反面、素人・初学者レベルだと奇跡でも起きない限り、ほぼ合格は無理です。

目標は合格!!!でもいいのですが、少し抽象的ですね、だから「過去問制覇」としてみましょう。勉強の第1目標がずっと明確になるもんです。

結論:

小学生的スタンスで、まずは過去問制覇を目指す!間違えてもやり直せばいい、なぜなら小学生だから^^テキストや問題集も「過去問制覇」から繋がることをお忘れなく^^

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