独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

原価分類‐建設業経理士2級の理論対策

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

建設業経理士2級の理論問題対策。原価分類の試験対策を述べる。独学者向け。原価分類は、暗記の一言に尽きる。考えるほど混乱するので、「○○と来たら、××」風に憶える。配点は8点。ボリュームも多くないので試験直前からやっても間に合う。後回しでいい。

結論から言うと、「原価分類」は、試験直前にド暗記する、といった次第です。

当該「原価分類」は、建設業経理士2級の理論問題のなかでも、「難」に分類されます。

というのも、会計バカのクソ理屈のオンパレードだからです。

読めば読むほどにわからなくなってくるので、試験対策としては、「憶えやすいところから、丸暗記する。○○と来たら××」です。

問題の強度は低く、「単に憶えていたら点になる」のがほとんどなので、ブックマークにでも入れておいて、通勤・通学の際に、消化してください。

なお、作業自体は単調な「暗記」なので、本試験の2~3日からやっても間に合います。

変動費・固定費と来たら・・・

先述したように、「原価分類」は、「丸暗記」で凌ぎます。

当該論点で、まだしも手を付けやすいのが「操業度との関連性分類」です。

理屈を追っても無駄なので…、

「変動費・固定費」という文言が、問題文中に出現したら、「操業度との関連性分類」を選びます。

変動費は「たくさんならたくさん、少しなら少し」なので、語感的に、「操業度」とつながりやすいです。

当該「変動費・固定費」→「操業度うんぬん」が、一番頭に入りやすいところなので、まずはここから憶えましょう。

直接費・間接費と来たら・・・

次に頭に入れやすいのは、なじみのある「直接費・間接費」です。

「直接費・間接費」という文言が、問題文中に出たら、「計算対象との関連性分類」を選びます。

日本語として「対象」は、“何でも入ってしまう”言葉のため、実にとらえどころのないものです。

「計算」も、これまた茫漠として、考えるほど???です。

んなもんで、そっくりそのまま「変動費・固定費」→「計算対象うんぬん」で頭に入れます。

「ヘンドウヒ・コテイヒ→ケイサンタイショウ」と、通勤・通学時にブツブツ唱えて、あなたの周りにだけ空間が生まれてください。

材料費・労務費と来たら・・・

お馴染みの「材料費」「労務費」「外注費」「経費」の文言を見つけたら、「発生形態別分類」を選びます。

「材料費」や「労務費」とかが、原価の「発生形態」なのでしょうが、チンプンカンプンです。

暗記で凌ぎましょう。

なお、「形態別」という文言は、理論の「原価計算の種類」で「形態別原価計算」という文言で、「材料費」等に絡んで出題されるので、一緒に押さえるとオトクです。

参考:工事原価計算の種類

原価を工事種類別と来たら・・・

最もわかりにくい分類だったので、ガチ暗記で凌ぎました。

原価を工事種類別に区分する云々と来たら、作業機能別分類を選ぶ」ってな次第です。

“そういうもの”として、ざっくり丸暗記です。

まとめ

当該「原価分類」は、本当にややこしいです。

「わかるようでわからない、しっくりこない」言葉のオンパレードで、ほとほと疲れます。

試験勉強では、先に見たように「○○と来たら、××」という風にガチ暗記で凌ぎます。

そして、本試験では、いっぺんに、または、順繰りに解こうとせず、「まだしもわかる分類」から、消化していくようにしてください。

わたしは、まず「変動費・固定費と来たら、操業度うんぬん」から、選択肢を潰していきました。こうすると消去法で取れる可能性が上がるからです。

原価分類は、「考えれば考えるほど???」な論点なので、ざっくり済ませてください。

人はもっと他のことを、たとえば、配偶者のウエストの変移などを、知るべきですし知るべきではないかもしれません。

なお、建設業経理士2級の独学については「建設業経理士2級の独学」を…、

独学向け教材については、「教材レビュー」を参考ください。

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