独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

候補問題4の独学ノート【画像あり】‐第2種電気工事士・技能試験(平成29年度‐2017年度)の攻略、手順、注意事項

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

平成29年度(2017年度)の2電工・技能試験の候補問題4は、ぱっと見で難しそうだが、難易度は普通。「配線用遮断機」と「漏電遮断機」は端子台で代用。最終的な組み上げが面倒なくらいで、受かる問題である。本問の練習の仕方や、攻略、要領、手順を説述する。独学者向け。

平成29年度(2017年度)の、第2種電気工事士の技能試験の「候補問題4」の独学者向けポイントを見ていきます。

問題攻略の前に、「電源線で準備運動‐こころとゆびを慣らす」に、ざっくり目を通してください。

4は受かる問題‐難易度は「ふつう」

平成29年度(2017年度)の2電工・技能試験の候補問題4

候補問題4は、上の画像を見てもらえばわかるように、固有部分の多い問題です。

「配線用遮断機」と「漏電遮断機」、そして、「VVF2.0の3心」を2本使う問題で、図記号がゴロゴロしているので、難しく感じるかもしれません。

しかし、「配線用遮断機」と「漏電遮断機」は、端子台で代用するので、あまり難しくはなく、また、全体的に、後述する対策を練れば、ほぼ大丈夫です。

本問は、受かる問題なので、遭遇したらキッチリ仕上げて合格してください。

端子台作業

本問では、おそらく、「配線用遮断機」と「漏電遮断機」が1つの端子台で代用されるはずです。

問題で指示される端子台上の数字(記号・文言)と、ケーブルとを、取り違えないよう、慎重に接続します。

間違えると、倍の時間をかけて直す羽目となります。

ド素人文系の最強のテクニック『指差し確認』を、2回した後で、結線することを推奨します。

また、端子台そのものへの接続も注意が必要です。

端子台は、『欠陥』ポイントであり、ねじ止めが皮膜を噛んでいる、被膜を剥き過ぎている(電線が5ミリ以上、はみ出ている)と、即落ちです。

このため、端子台には、“独自の練習”が必要となります。

晩酌をしながらでもいいので、使用済みケーブルで、正確かつ確実に、端子台への接続を練習しておきましょう。酔ってできるくらいでちょうど良いです。

画像にあるように、5回は、使用済みケーブルで練習しておきます。

2つに分けて考える

本問のポイントは、「2つに分けて考える」です。

いっしょくたに考えるのではなく、画像のように、①と②で切り分けて捉えます。

「2つに分けて」考えると、余計なことに気を使わずに済み、精神的に楽になります。

①の右側のスイッチ等作業は、“普通”です。他の候補問題の練習を通じて何度もやる作業なので、問題ではないです。

ここでとちるようなら、もっと練習をする必要があります。正直、やばいです。朝のお勤めと夜のお勤めをやめて、練習してください。

②の作業は、最初は、モーターやアースの表記があるので怖気立ちますが、作業自体は全然問題ではなく、見掛け倒しです。

というのも、問題分の指示通りに、接続するだけだからです。

ド素人文系の最強のテクニック『指差し確認』を駆使して、1本1本組む度に、「○○と○○、赤色、ヨシッ!」ってな感じで進めていけば、まず、間違うことはありません。

最後に、2つを合体

やり方はいろいろありますが、まず、先の①と②を作ってしまいます。

ほいで、最後に、両回路を端子台に、組み込むと、混乱が少ないです。

まず、深呼吸です。

全体的にボリュームがあるので、組む際にカチャカチャ動きます。

また、重量があるので、思ったように、作業ができないです。

慌てていると、接続部分がずれてイライラしたり、果てには電線が抜けたりと、精神的に“ムカッ”とします。

イライラっとすると、ケアレスミスの温床となるので、深呼吸を1つ入れることを、勧めます。

最終的な組み上げは、落ち着いてやれば大丈夫です。気を落ち着けて臨みます。

なお、最後の組み上げに手を焼く人は、思い切って、各部分につながるケーブルを、“ぐいっ”と、折り曲げてください。

こうすると、部品同士が干渉しないので、格段に組みやすくなります。もちろん、後で元に戻してください。

最後の最後に、ねじを締め直す

本試験では、試験の最後の最後で、必ず端子台のねじをもう一度締めてください。

くっと、ドライバーを挿して回すだけでいいです。

というのも、見直しのときに、ケーブルの皮膜が食い込んでいたり、または、露出が長すぎたりで、『微調整』をする可能性が大だからです。

この際、ねじを緩めて微調整するのですが、その際、100%ねじを締め忘れる!と思っていてください。

ねじの締め忘れは、欠陥で即落ちです。

最後に必ず、ぎゅっぎゅと、念のため、ねじを締め直しましょう。

なお、念のため、本試験での注意を述べたいのですが、長くなるので「問題文は命取り‐絶対的注意事項」に述べています。併せて、お目汚しください。

最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが、文系ド素人にとって、あると便利なものを紹介しています。

たとえば…、

ホーザン 合格クリップ」や、

ホーザン 合格ゲージ P-925」や、

ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。

絶対に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。

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