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固有部分(防護管・ロックナットなど)だけを2~3度練習:第2種電気工事士の技能試験の勉強

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

2電工の技能試験の受験生が中盤に読むと有益なページ。第2種電気工事士の技能試験の候補問題には、当該候補問題だけの固有部分がある。防護管の取り付けやボックスコネクタのロックナット取り付けなどであるが、試験勉強の中盤あたりに、当該固有部分だけを練習しておく。

「欠陥」には、候補問題で「共通するもの」と、「共通しない、固有のもの」があります。

「共通する欠陥」とは、たとえば、リングスリーブの接続や圧着です。

そのほか、コンセント等の「極性」、ランプレセクタプルへの「結線」などがあります。

ランプレセクタプルやコンセントは、ほとんどの候補問題で出題されています。

これら、多くの候補問題で採択されている工程は、ある候補問題で練習すれば、当該練習がそっくりそのまま、他の候補問題の練習にもなるという次第で、自然と練習の絶対量が確保できているのです。

ですから、練習さえこなしていれば、これらの欠陥はまず犯さない、という次第です。

こうした背景があるので、「共通する欠陥」は、神経質になる必要はありません。

候補問題さえ練習していれば、対策済みとなるからです。

対して、用心しないといけないのは、「共通しない、固有の欠陥」の方です。

固有の欠陥

共通しない固有の欠陥とは、ある特定の、1~2つの候補問題にしか顔を出さないため、練習の絶対数が少なくなってしまう欠陥です。

該当するのは…、

①ボンド線の取り付け不良

②ボックスコネクタのロックナットの取り付け不良

③防護管の取り付け不良

…があります。

これらは、候補問題で共通しないため、練習不足から欠陥を犯しかねません。

①ボンド線の取り付け不良

①のボンド線は、金属管とアウトレットボックスを接続する際に、『出題の可能性がある作業』です。

当該ボンド線の装着は、昨今では『省略』が主流ですが、突然、試験の傾向が変わって、出題されかねません。公式が公表している「欠陥基準」では、毎年のごとく、当該ボンド線の記載があります。

当該ボンド線の取り付けは、「アウトレットボックス+金属管」の候補問題にしか出ないために、練習量が絶対的に不足し、手薄になりかねません。

出題者からすれば、当該ボンド線作業は、「当該作業を課すだけで、難易度を引き上げられる、便利な調整項目」なので、無視できません。

試験勉強の中盤あたりに、2~3回は、当該ボンド線の作業を、個別的に練習しておきましょう。慣れていない作業のため、かなり手間取るはずです。

わたしのケースですが、当該ボンド線の作業を苦手にしてました。本試験では、いの一番に当該ボンド線作業の有無を確かめ、“なかった”ので、難関1つクリア!!と、安堵した思い出があります。

いつ試験に出てもいいように、練習だけはしておきましょう。

②ボックスコネクタのロックナットの取り付け不良

当該②ボックスコネクタのロックナットの取り付けも、そうそう候補問題で顔を出しません。

このため、練習量が不足して、ついついうっかり、“取り付けそのもの”を忘れてしまいます。

本試験は、本当に独特の空間なので、当該ケアレスミスの発生率は、“劇高”だと思っていてください。

練習中は、明白に「ボックスコネクタのロックナットの取り付けは、欠陥!!!」と意識して作業に臨みます。

また、試験勉強の中盤以降に、2~3回、ボックスコネクタにロックナットの取り付けて、「ここが欠陥だ!」という風に、記憶に刻み付けておきましょう。

なお、ロックナットの向きも注意してください。

ロックナットには「向き」が設定されており、少し窪みのある方が金属壁側になっていないと、これまた、欠陥を取られて、即落ちします。

③防護管の取り付け不良

防護管がらみでは、2つの欠陥が取られます。

まず、取り付けの有無です。

問題で取り付けるよう指示があるのに、防護管を付け忘れていると、そこで落ちます。

出題者は言うなれば「施工主」に当たるわけで、施工主の指示を無視する電気工事士になりそうな受験生など、落とされて当然でしょう。

次に、防護管の支持忘れです。

防護管を通していても、バインド線で固定していないと、そこで即落ちします。

中途半端な仕事をする電気工事士になりそうな受験生など、落とされて当然でしょう。

このように、防護管には「2つ」もの欠陥ポイントがあるので、注意が必要です。

なお、当該防護管は、問題の設定に「メタルラス壁」がある場合に、取り付けが指示されます。

当該防護管は、13個の候補問題中、おおむね1~2個の問題にしか採用されないため、手薄になりがちです。

練習不足だと、本試験という独特の空間だと、防護管の存在を根底から忘れかねません。

反対に言うと、忘れる人が多いから、試験問題に採択されている、と考えることもできます。

まず、防護管の存在を忘れないことです。

わたしの場合は、防護管の候補問題に臨むときは、『本試験では、防護管の取り付けを後回しにしていると、必ず忘れるだろうから、一番最初にやる』と、“手順化”していました。

つまり、最初に、防護管を取り付けるケーブルを採寸して切断→いつもの処置をして、即、防護管をバインド線で取り付けた、といった次第です。

どうすれば「自分は忘れなくなるか」を考えて、当該防護管の処理を“手順化”しておきましょう。

中盤のまとめ

まとめです。

欠陥には、そう意識せずとも練習量の確保できる「共通する欠陥」と、意識しないと練習不足になりがちな「共通しない、固有の欠陥」とがあります。

前者の共通する欠陥は、候補問題を解く過程で、自然と対策が取れます。

対して、後者の固有の欠陥は、練習不足となりがちなので、意識的に時間を作って取って、2~3回ほど練習します。

手薄になりがちな「共通しない、固有の欠陥」だけを、しっかり練習しておけば、自信が付きます。本試験であたふたしたり、ケアレスミスをやらかしたりすることは激減するはずです。

最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが、文系ド素人にとって、あると便利なものを紹介しています。

たとえば…、

ホーザン 合格クリップ」や、

ホーザン 合格ゲージ P-925」や、

ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。

絶対に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。

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