独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

2016年度・2電工技能試験・候補問題‐No.4の攻略ポイント(文系ド素人向け)-2つに分けて作業・端子台練習

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

第2種電気工事士(2電工)の2016年度・技能試験の候補問題‐No.4の作業ポイント。主に、文系ド素人が、はやく、確実に作るには、どのように作業すればよいかを列挙します。No.4は、「2つにわける」と「端子台の練習」がポイントです。No.4は、一見するとややこしそうですが、「2つ」の別個の作業と考えると、格段に楽になります。

2016年度・2電工技能試験・候補問題‐No.4のポイントは「2つにわける」と「端子台の練習」です。

一見すると、図記号がたくさんあるので、難しく感じるかもしれません。

が、候補問題4は、固有部分をきちんと練習しておけば、まず受かる問題で、この問題に当たれば、合格はスグそこです。

まず、文系ド素人の方は、上の画像のように、①と②と、ふたつに分けて考えるようアドバイスします。

①と②は、作業的に別個にできるので、「2つに分けて」考えると、余計なことに気を使わずに済み、精神的に楽になります。

①の右側のスイッチ等作業は、“普通”です。他の候補問題の練習を通じて何度もやる作業なので、問題ではないです。

ここでとちるようなら、もっと練習をする必要があります。正直、やばいです。朝から晩まで練習してください。

②の作業は、最初は、モーターやアースの表記があるので怖気立ちますが、作業自体は全然問題ではなく、見掛け倒しです。

というのも、当該部分(三相3線式200V配線)には、問題文に『色指定』があるので、混乱度がものすごく低いからです。

問題分の指示通りに、結線すればいいだけであり、ド素人文系の最強のテクニック『指差し確認』をしながら組んでいけば、まず、間違うことはありません。

1本1本組む度に、「○○と○○、赤色、ヨシッ!」ってな感じです。

指差し確認をしながらだと、他の問題のように、配線が“コチャコチャ”しないので、誤結線のリスクも格段に低くできるでしょう。

さて、本問の最大の山場は、「端子台」の接続です。

本問では、おそらく、「配線用遮断機」と「漏電遮断機」が1つの端子台で代用されるはずです。

問題で指示される端子台上の数字(記号・文言)と、ケーブルとを、取り違えないよう、慎重に接続します。

ド素人文系の最強のテクニック『指差し確認』を、2回した後で、結線することを推奨します。

なぜなら、間違えると、倍の時間をかけて直さないといけないからです。

端子台には、それ独自の注意事項があります。たとえば、皮膜を噛んではいけないとか、電線が5ミリ以上はみださないとかです。

このため、端子台には、“独自の練習”が必要となります。

晩酌をしながらでもいいので、使用済みケーブルで、正確かつ確実に、端子台への結線を練習しておきましょう。酔ってできるくらいでちょうど良いです。

画像にあるように、5回は、使用済みケーブルで練習しておきましょう。

さて、おそらく、最後の段階で、①の回路と②の回路とを合体することになりますが、1つ、深呼吸をして、落ち着いてやりましょう、

慌てていると、接続部分がずれてイライラしたり、果てには電線が抜けたりと、精神的に“ムカッ”とします。

イライラっとすると、ケアレスミスの温床となるので、深呼吸を1つ入れることを、勧めます。

最後に、本試験で本問に当たったら、試験の最後の最後で、必ず端子台のねじをもう一度締めてください。

くっと、ドライバーを挿して回すだけでいいです。

というのも、見直しのときに、ケーブルの皮膜が食い込んでいたり、または、露出が長すぎたりで、『微調整』をする可能性が大だからです。

この際、ねじを緩めて微調整するのですが、その際、100%ねじを締め忘れる!と思っていてください。

ねじの締め忘れは、重大欠陥で即落ちです。

最後に必ず、ぎゅっぎゅと、念のため、ねじを締め直しましょう。

蛇足ですが、施工省略の部分(青丸のところ)も、要注意です。

技能試験では、「施工省略」の処置の際に、時折、「アレ?何するんだっけ?どうやってケーブル切ったっけ?皮膜は取るんだっけ?」などと、パニックに陥る可能性があります。

個人的には、練習中にこれでパニックになったことがあります。

カンタンなところほど、意識的に「手順化」=何をしておくか明白に意識しておきましょう。

本試験のときに「アレレ」となると、結構やばいです。元に戻るのに、確実に時間を失います。

最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが、文系ド素人にとって、あると便利なものを紹介しています。

たとえば…、

ホーザン 合格クリップ」や、

ホーザン 合格ゲージ P-925」や、

ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。

絶対に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。

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