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東日本大地震・個人でできること2「献血に備え健康を保つ」

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

各地の被害状況が明らかになるにつれて、やきもきしているわたくしでございます。

今回の未曾有の災害に対して、個人でできることのうち、献血がございます。

この献血について、朝日新聞が良記事がアップされていたので、リンクを張らせて頂きます。

http://mytown.asahi.com/areanews/fukuoka/SEB201103130006.html

やはり、同じ気持ちを抱く方がたくさんおられるようでございます。

しかし、ここがポイントであるように存じます。

『1995年の阪神大震災の際は発生から1週間ほどは市民が献血に殺到した。しかし徐々に減っていき、1カ月後には血液が不足したという。』

淡路神戸沖の大震災の際も、なにかできることはないかと、いてもたっても居られない人がたくさんおられたわけです。

気持ちは非常によくわかるものでありますが、その気持ちは、被災地の人たちに『役に立ってこそ』完結するものでございます。

赤十字のホームページを見ましたところ、現時点で、血液は安定的に供給されてございます。

http://www.jrc.or.jp/blood/news/l4/Vcms4_00002068.html

総合しますと、血液は保存が難しく、たくさんあっても困る、とのことでございます。

つまり、供給側であるわたくしたちが献血に殺到して血液が増えても、その需要がないと有効期限が来て使われずに処分され、せっかくの血も善意も効果がなくなってしまうわけでございます。

しかも、多くの人が血を抜いた後ですから、本当に必要になったときに献血できず、全体では血液が不足するというまったく無駄な展開と相なってしまいます。

わたくしたちが現在できることは、血液の不足時に備えて、いつでも献血できるように健康を保つことでございます。

つまり、現時点の血液事情下では、鮮度良好で健康な血を、自信の肉体に保存しておくことが、わたくしたちにできることでございます。

おそらく、現在の被災地では、災害の直後であり、病気の方もすっ飛んでいるものでございます。

しかし、復興が進むにつれて、喪失感や今後の生活への不安が募って、病気の虫も騒ぎ出すことでしょう。

また、復興作業に応じて、事故や怪我も増えることでしょう。加えて、伝染病や風土病の勃興も、大いに考えらます。

いうなれば、血液の需要は、復興期にあるといっても過言ではないように存じます。

先の赤十字のページにて、「不足しつつある」とのアナウンスがあれば、献血施設に向かおうと決めたわたくしでございます。

皆様方におきましても、献血の意思のあるお方は、いま一度踏みとどまり、求めがあれば献血すること、そして、復興が進んだ先々に、献血なされるよう、お願いする次第でございます。

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