中てる

あがり症の方がございます。

困ったものでございまして、せっかく十分な実力を有していながら、いざ本番となると発揮できなくなってしまうのでございます。

原因といいますと、己への要求度が高いことが挙げられます。

うまくやろうとしていたり、皆からよく思われようとしていたりします。また、皆から下手と思われたくなかったり、ひたすら間違えを恐れてございます。

こうしたことに、心と頭が占められているわけでございます。

この際いっておきますが、こうした気負いがあると必ずできなくなりますし、うまくことを運べません。

ぶっちゃけいうと、周りの人はそれほどあなたにことについて関心を持っておりません。

隣で寝ている人の顔をまじまじと見れば、お分かり頂けるかと存じます。こんなはずでは、と互いに思っていることでありましょう。だからこそ、お互いに労わり合うのでございます。

っと、お勉強でも気負いは忌避すべきものでございます。

気負うものがあれば、何てことはないものを見落としたり、意味を取り違えたりするものでございます。

わからないわからないと頭をうんうん捻っていることが、実は、テキストをよく読めば書いてあったりすることも多々あるのでございます。

全くもったいのない話でございます。時間と労力の浪費と申してよいでしょう。

こうしたことが続けば、がんばっている「はずなのに」という事態に陥るのでございます。

お勉強はやはり集中が必要でございます。

集中の「中」という字は、中(あ)てるともいいます。的中といいますように、的(まと)に中(あ)てるという意味があるのでございます。

自分の関心や思い、エネルギーを集めて、1点に中てるから集中というのでございます。

お勉強中にそわそわしていたり、何かほかごとを考えたり、思ったりするときは、集中が出来ていない証拠でございます。

弓で的を射るかのように、目の前のことに集中していただければと存じます。

だらだらやるよりも、びしっとした30分のお勉強でございます。

力を抜いて

気負わずに

 

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