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怒られません
多くの人が、間違うことや失敗することを恐れているのでございます。 それはもう、骨の髄までといってもよいかと存じます。 できるようにならなければいけない、正解しなければいけないと思い込んでいるのでございます。 思えば、幼少期の家庭、物心つく学校、そして成年になって職場と、「失敗」「誤り」「間違い」をしないように、徹底して叩き込まれるものでございます。 それは、正しいことではございます。 お箸のもち方が間違っていると、それだけで人格を一等減じられてしまいます。食べ方で人の評価は決まります。 何回も同じことを教えることは、先生にとっては指導能力の欠如を疑われます。ですから、1回でできるように求められるのでございます。 「〇〇さんの電話番号調べておいて」といったのに、間違えた電話番号を教えられてはたまったものではありません。 お仕事や人間が絡む場面では、極力、間違えないようにするのが正しいことでございます。 しかしながら、お勉強、こと独学に到っては、全く事情が異なるものでございます。 お勉強では、間違いや失敗は大歓迎なのでございます。 問題集での演習は元より模試に到るまで、間違うことは価値があるのでございます。 ほんと、本試験というたった一日のみ、間違いや失敗が忌避されなければいけないだけで、その他の日は、何ぼ間違えようが結構なのでございます。 知識や記憶というのは、何度も手を入れることで、より強固に確かなものになるのでございます。 逆に、テキストを1回読んだだけでできてしまった事柄の方が、怖いのでございます。 わたくし個人の経験からいいますと、まず、そういったスラスラと順調にいったものこそ、ド忘れ予備軍になった次第でございます。 よくわからなかったり、理解できなかったり、憶えられないものにこそ、確かな記憶になるのでございます。 いたずらに失敗や間違いを恐れるよりも、失敗や間違いを機会に、憶えていけばよいのでございます。 独学では、何度でもやれ、がモットーでなのございます。 何度でも、何回でも
やるだけ
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