不安はね

試験勉強を続けると、ときどき不安に襲われるものでございます。

こんなので受かるのかと、誰もが一度は心を煩うものでございます。

しかし、試験勉強というのは不安に運命付けられているものでございます。

「試験に不安なんてない!」という人は、よほどの馬鹿か頭の配線が足りない人でありましょう。

それか、よほど簡単な試験しか念頭にないのでありましょう。

試験勉強は、どこまでいっても最終結果が不明であり、確固としたものがありません。

試験勉強の最終結果である、合格か不合格はどんな受験生でも不安でございます。

また、試験への不安は合格発表という日が来ない限り、何人たりとも解消されないものでございます。

試験勉強では不安になってあたりまえ、不安こそ自然現象なのでございます。

不安はごく自然のことなのですから、いたずらに思い悩んだり、深く追求することがよろしくないのでございます。

なぜ、雨が降るのだろう?と考えても仕方がございません。

自然現象を深く考えても仕方がないように、お勉強の不安も考えたところで高が知れているものでございます。

雨が降れば傘を差す、靴下が濡れるなら替えを持っていく、ビニールで足先を巻いて靴を履く、カバンの中が濡れないようにケースに入れるなどなどの方策を採ればよいだけの話でございます。

考えるよりも、方策・方便なのでございます。

それでは、お勉強の不安への方策・方便は何かと申しますと、ちょっと先のことに思いを馳せることでございます。

3日から1週間先のことがわかれば、多少は現状の見通しが立つものでございます。

不安から見えなくなっていたものも、クリアに見通せるようになるものでございます。現状で何をやるべきかが自明になることでありましょう。

独学で必要になってくるのは、最終結果への完全予想や予測より、ちょっと先のことと今の見通しなのです。

すべての不安をなくすことはできませんが、ちょっと先と今を思うことで多くが解消されるものでございます。

無くすより

和らげる方が楽

 

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