さあ、やり直そう

「さあ、始めよう!!」と奮起する方は多いかと存じます。

しかし、「さあ、やり直そう!!」というような人は、なかなかいないかと存じます。

日常生活では奮起して、気合を入れなければならない場面が多くございます。

たとえば、家事。気づけば台所はゴチャゴチャに、風呂場はめちゃちゃに、洗面台はぬるぬるの髪の毛でドロドロの鏡は歯磨き粉の白で真っ白になっているかと存じます。

たとえば、宿題。気づけば、レポートの課題が2本も3本、同じ締め切り日になるものでございます。課題となる本さえ読んでいない、探していない進捗でありましょう。

たとえば、仕事。未決事項から企画書提出、会議の手配、メール及び電話でのみ連絡事項、コピーして配る資料、まとめねばならないデータで机の上が一杯になることかと存じます。

こういう事態に事至れば、「さあ、やろう!!」と奮起するしかないわけでございます。

さて、ところながら、お勉強というのは、こうした掛け声ではないのでございます。

お勉強の掛け声は、「さあ、やり直そう!」なのでございます。

やる、のではなくて、やり直すのでございます。

この発言の前提には、お勉強したところは不十分であるという認識でございます。

1回しかやっていないところなど全くの不十分であり、極言すれば、やってないも同様なのでございます。

逆にいえば、1回目の始めてするところなど、適当でもよいということでございます。

もちろん、一生懸命やるのに越したことはないのではあります。

が、経験則上、全力投球100%でやろうがセーフモード70%でしようとも、結局、忘れるわけでありまして、それなら中盤序盤でもあり、のんびりやろうではないか、諸君!と考える次第でございます。

試験勉強では、もう一度やることが運命付けられているとお考えくださればと存じます。

いや、もう一度やり直すことこそ、お勉強の真髄、成績アップの極意なのでございます。

もう一度やり直すことは、徒労ではないのでございます。

徒労だと思うからこそ、お勉強や復習が重荷になってくるのでございます。もう一度やってなんぼのものなのでございます。

2回目以降が

本番でございます。

 

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