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アタマの掃除
テキストや問題集というのは、難しいものでございます。 これらは基本的に読むように作られておりません。 難解すぎるし、専門用語は多いし、文章は長いし、はっきりいえば落第点の日本語で書かれています。 しかしそれに付き合わないといけないのが、試験勉強というものでございます。 人間は環境の生き物と申します。 環境とは、衣食住だけではありません。空気や音やにおいや、周りの人がどんな人かで変わってくるものでございます。 旦那が暗いと、えてして奥さんもだんだん暗くなってきます。 奥さんが酒豪だと、飲めない旦那も飲みだすものでございます。 夫婦の好物も同じになってくると申します。あなたが脂っこいものや肉類が大好きなのも、実は配偶者の影響だったのですよ。 だんだん、互いに相似通ってくるものでございます。 夫婦も犬も似てくると申しますが、お互いに顔を付き合わせるため、やはり環境の生き物だと納得する次第でございます。 試験勉強は、テキストと問題集と、顔を毎日合わせるものでありますから、どうしてもこれらの影響を受けてしまうものでございます。 影響というのは、日本語が難渋になるのでございます。 だんだん、書くものや考え方がテキスト・問題集のような難解な日本語になってくるのでございます。 法律系の資格をお勉強の人のメールなどは、法律っぽい文章で愕然とするものでございます。 理屈っぽくなって、結論を先延ばしにするような話し方、書き方になったならアタマの大掃除をしなくてはならなくなります。 読みやすい「読み物」の出番でございます。 難しいのは程ほどにして、読みやすくて楽しいものを探しては読むことをオススメするものでございます。 推理作家の東野圭吾さんの小説は、さらさら読めて面白く、脳のお掃除にはもってこいでございます。 苦難だけが読むことではありません。すらすら読める日本語に時には接して、難渋になったアタマのメンテナンスでございます。 脳の好物は
明快さです
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