読む力

試験勉強というのは、やはりテキストと問題集を相手にするものでございます。

無味乾燥なものでありますが、嫌味湿気のある上司や配偶者の顔を見るよりかはマシだわ、という人もおられるかと存じます。

資格試験は、えてして記憶量で決まると申しますが、問題はこの記憶なのでございます。

記憶は、どうしても理解度によって変わってくるのでございます。

単的にいえば、「観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時」をそっくり憶えよといわれても、そっくりそのままでは時間がかかるのでございます。

多分、憶えられません。

そこで、観音さんが修行をしていたとき、といったように、文章の主語ー述語を分けたり、節をつけて読み上げるうちに理解にいたるわけでございます。

もとが理解できれば、グッと憶えやすくなるものでございます。

あまり語られませんが、読む力は記憶と密接に関係があるのでございます。

理解度に直結するからでございます。

丸暗記・クソ暗記は、力技でありまして、若いときだけ通用できる技なのでございます。

読解力は試験攻略の重要な要素であることにお気づきくださればと存じます。

当の本人の読解力が落ち込んでいれば、いくら世間一般がこのくらいでできるといっていても、時間はもっとかかるものでございます。

そしてこの読解力は、一朝一夕では身につきません。

一生懸命、試験勉強に打ち込んでも進まないようであったら、読解力の不足かと存じます。

古本屋か図書館に赴き、昔読んでいた小説などからリハビリをするがよいでしょう。

実は、読解力というのは、読んでもらうのを前提としている新聞や雑誌を読んでいてもつかないものでございまして、鍛えていないと予想以上に落ち込んでいるものでございます。

読む作業が円滑なると、お勉強が変わってまいります。

読むことも、お勉強でございます。

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テレビより読書

 

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