最後がある

最もしんどいのは、終わりがない戦いでございます。

終わりがあるからこそ、わたくしたちは力を出し惜しみしないのでございます。

小学生に勉強をしろ、といっても言う事を聞かないのは「何時」までかハッキリしないからでございます。

何時までやればいいのか、何時になったら解放されるのか、これが人の行動を司る原理だと思うのであります。

小学生に勉強をしろ、といってもしないのは、まだ先々までずうっとしないといけないのだから、今は手を抜いてもいいじゃん、というわけでございます。

逆に中学受験で目いっぱい勉強するのは、中学さえ入れば後はエスカレーター、勉強をしなくてもいいと理解しているからでございます。

アタマの中での小理屈では、動かないのでございます。

たとえば、借金でございます。

高利貸しの借金は年収の2倍になると返せなくなると申します。破産するしかございません。

みな、借金するときはアタマの中で計算はするのでございます。1ヶ月これだけ返せばいいと、胸算用するのであります。

しかし現実的には、利息を払い続け減らない元本にウンザリするのでございます。

10年先には20年先には返済が終わっていようとも、もうガマンできず、生活は荒れ、更なる借金を重ねるのでございます。

「何時まで」かをよくよく考えることが、やる気の維持で大切でございます。

この点、資格試験は受験日という最終締め切りがきられている分、楽でございます。

上司が仲人で別れるに別れない夫婦の消耗戦の毎日に比べれば、いかにラクチンな戦いかお分かりいただけるかと存じます。

これ以上、もっとひどい戦いもあると思えば、テキストと問題集を開く手も、幾分軽くなるのではないかと存じます。

受験日までしか

やらないという発想でございます。

 

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