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大ポカ
よくよくわたくしたちは、言葉の意味を取り違えているのでございます。たとえば代表的な言葉をいえば、結婚でございます。 いい結婚はあるが、楽しい結婚はない、と申します。幸福の絶頂は式の前夜まででございます。 「幸福をお祈り申し上げます」「祝福します」というのは、虚言ではないのであります。 禍福は、水の一膜。結婚後には待っているものへの、心からの同情がこめられているのでございます。 同様の言葉に、人生での大きな節目を表す就転職がございます。 薔薇色の未来でなどと、わたくしたちを誘いますが、なんてことはない、今より荷厄介なものを抱えるがオチであります。 残業時間も減らないしバカ上司にクソ部下に囲まれることでありましょう。クセの多いオーナー経営者に悩まされることでしょう。 何となくよさそうと思いながらもその実情は、かけ離れているのものでございましょう。何が楽々稼げるだ。 ときに言葉の意味を違えていると申しました。 しかしこれは、少し訂正せねばなりますまい。というのも、大きく、大きく間違っていることがあるからでございます。 大ポカと申しますか、まったく言葉の意味の取り違えが発生していることがあるのです。 記述ではこういう意味で使っているのに、読み手のほうで勝手に違う意味をあてはめて読んでいるものでありますから、読めば読むほどわからなくなるといった塩梅でございます。 何度読んでもわからない、意味が通じないというのは、どこぞに大ポカが生じているのでございます。 あとあとで振りかえ見れば「単にそれだけのこと」なのに、わからないのでございます。 ウンウンと何度もアタマをひねっても、全く理解に至らぬ大ポカが、お勉強中はひとつやふたつあるものでございます。 努力の空回りにうすうす気づいたら、大ポカを疑って、おさらいからはじめたらよいのでございます。 やっぱりあるのよ
大ポカは
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