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間違いは点の素
要するに、人は何回もやればできるものでございます。 何回もさせればできるようになるだろう、そのように試験という物は設計されているのでございます。 何回もさせるには、簡単すぎてはいけません。 簡単な事を何度もやらされるほうが、心身ともにグッタリくるものでございます。 小言や用事の言いつけが守られないのは、まさに簡単すぎるからなのでございます。 ゴミ出ししてくれ、起き掛けの飲み物を用意しといてくれ、時刻表をチェックしておいてくれ、靴を揃えて脱げといっても人がやってくれないのは、簡単すぎるからこそ。 あいつは何回いうてもやらん、と直そうとするより、結局自分でやったほうが、はやいしスッキリするものなのでございます。 他人の気働きを求むることに較べれば、自分の間違いの手直しなど、簡単すぎて屁のカッパでございます。 いってもやらないその人は、勝手に自分で地獄へ行こうとしているのですから、ほおって置けばよいのでございます。いってらっしゃい。 さてさて、お勉強での間違いでございます。 はっきりいいますと、何度もさせんがためにお勉強の内容というのは、多少、難しくしているのでございます。 簡単な事を何度もやるより、むずかしめを何度という配慮でございましょうか。 問題集や過去問は、間違えるように作られておりますので、手ひどく間違っても何度もやればよい、と思えばよいのでございます。 そして何より、回数を繰り返したほうが記憶に残る事は必定、試験には有利なのでございます。 逆に、1回目でできたからといって、それを本試験まで維持するほうがシチメンドクサイ。 間違ったからといて凹む事はございません。 もちろん、10問中9問も間違えれば、イヤな気分になるかもしれませぬ。 しかしそれは、できなくて嫌になったのではなく、やる事が多くなったのでウンザリしていることにお気づき遊ばれいかがと存じ上げ候。 間違いが
飛躍の元でございます。
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