必要なら憶える

実際のところ、記憶というのは自然現象の面がありまして、本人がいくら憶えようとしてもそうはいかず、偶然的に偶発的に気づいたら憶えていた、ということが多数上るのでございます。

ある事柄は、一度か二度読んだだけで、高野豆腐にだし汁が染み込むように憶えられたのに、かたや何回何度も見聞きし何度何回書いても忘れるものがあるのでございます。

こうなった場合、無理やりの暗記・記憶は避けるべきなのでございます。今やっている暗記行為には、何かが足りないと思うようにしてほしいのでございます。

というのも、無理やりな暗記作業というのは、コストが高いのでございます。わたくしたちが支払うコスト、代償というのはやはり、時間でございます。

無理を効かせれば道理が引っ込むのは、世の真実かくの如きでございます。

無理やりゴリ押しの暗記作業を続けると、どこぞでプツンと糸切れて、勉強が止まってしまうのでございます。

そうならないために、要は、重要性の実感があるかということでございます。

何回やっても忘れる、しかしこの公式・定理・表・リストを憶えさえすれば、1点取れる稼げるというの実感が作業の背後にあるのか?というわけでございます。

問題演習・過去問演習にて、その重要性・頻出具合、高利回り性を肌で知っているかというわけでございます。

これさえやれば1点取れる、問題を優位に解ける、解答時間を短くできるなどのメリットの把握ができているかでございます。

単に重要である(らしい)、程度では何の実感もないのと同じでありまして、実感なき無理やり暗記ほど空虚なものはありません。

人間、必要でない事は必ず忘れるのでございます。必要性をどれだけ積み重ねたかで、記憶の成功率は変わってくるのでございます。

思いがあるからこそ、無理が活きてくるのでございます。

遮二無二に突撃するかのような暗記はつと、避けるべきでございます。

どうしてこれを憶えなきゃいけないのか?と心中を探ってからの「暗記」でございます。

あなたの誕生日を忘れるのも、なんたらの記念日を忘れるのも、必要がないからでございます。

これさえ憶えれば勝てる

だから憶える

 

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