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白紙に戻って
ときにお勉強は、ぐちゃぐちゃになってしまうものでございます。 自分がどこがわかって、どこがわからないのか、その境目でさえわからなくなることがあるのでございます。愛が先なのか恋ありきなのか、これでいいのか。 用語や語句が、混同・混用され、ますます混乱に拍手を掛けている方もございましょう。アタマの中は難しい専門用語がグルグル回りだします。酔ってないのに。 複雑で細目な迷路に迷い込むときもありましょう。ナンダこれはという日本語と格闘しつつ無力感・脱力感を味わうことでございましょう。 あれやこれやとアタマの中で論理や倫理をこねくり回していることでしょう。 努力の効果が見えてこない、自分のやっている実感が湧かなくなったときには、フト、やってるんだけどなぁ、という思いが募るものでございます。 ハッキリ申しますと、こうなったら一端、白紙に戻すのがよいのでございます。 もちろん、これまでやったことはリセットされてしまいます。もったいないなぁとの思いが強いことでしょう。 白黒つけていけばいいのでございます。最初からページを開いて、「ここはわかる、ここもわかる。。。」と確認していけばいいのでございます。 そして、必ず遭うだろう「微妙」「よくわからない」「暗黒」「苦手」というグレーゾーンを探しあてるのでございます。 探し当てたらあとは、丹念に見直してやり直しすればいいのでございます。 白紙に戻すのは、勇気の要ることでございます。後ろ髪引かれるものでございます。 しかし、遠回りに見えて、これが一番近道であるのです。 ワカラナイにワカラナイを重ねる、といいますとヘンな言い様ですが、本人は到ってまじめに、解決を捜し求めているのでございます。 しかし事は反して、当の本人がどんどんわからなくしているのであります。 わたくしたちに必要なのは、ちょっとした勇気なのでございます。 そして、徒労をガマンする気持ちでございます。 「うーん、わからん、けど、もう一回」でやり直していけばいいのでございます。 勉強というのは、いくらでもやり直すことができるのでございます。これは特権ではありませんか? 「こんなもんどうってことない、1週間もあれば直せるやん」というものが、お勉強の大半でございます。 隣でグウグウ寝ている人をフト眺めれば、やり直し可能の価値がいかほどにでもわかるかと存じます。 やり直し自体
尊いものでございます。
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