まずは区切って3ページ

お勉強とは、その名のとおり強いるものでございます。

ですから、どうしても喜んでやるとはいかないものでございます。気乗りはしないものでございます。人事異動発表の帰り道のようなものでございます。さえない成績表を貰いしあの日を思い出せばよかろうかと存じます。

お勉強に弾みがないときは、ひとつ取っ掛かりでも作ってから本腰を入れるべきなのでございます。

机の前に座るやいなやパッとテキストを開きすぐさま勉強にとりかかる、という剛の者もいることはいましよう。

しかし、わたしを含めてたいがいの人は、机の前に座っても鉛筆を削ったり日記を書いたり、耳掻きをしたり不足文房具メモを作成し、手帳にアレコレ書いてから、勉強を始めているものでございます。

勉強とは内面の作業なので、いきなり取り掛かれないものなのでございます。

スポーツの世界では、練習法はある程度確立されているものでございます。

しかし、こと勉強にいたっては、ほとんど意識されていないのでございます。

体育の授業では、柔軟体操がありました。それもそのはず、急にカラダを動かすと怪我のモト・事故のモトだからです。

お勉強も同様でございまして、準備運動をしてカラダを暖めてから、「さーて、いっちょやったるかな」となればいいのでございます。

準備運動にちょうどいい分量は、テキストなら3ページ程度、問題集なら1問あたりでございます。

進めるところをザックザックと目を通したり、復習がてらに前に戻るとよいのでございます。

いきなりわっしわし進められるのは好調なときだけでございます。ほとんどは、ぺらぺらページをめくりながら調子を整えてからのお勉強なのでございます。

結構みんな

ふつうなのでございますよ

 

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