努力は株価の如く

努力というのは、すぐに血となり肉となるものではございません。

努力の結果とは、投下に応じて正比例するものではないのでございます。この点、恋とよく似たものでございます。あんなに尽くしたのに、あんなにプレゼントしたのに。

ま、勉強の努力は一応の成果になるので、そこは違って救済はあるのでございます。

努力は、以下風に語られるかと存じます。

コツコツやる、焦らずやる、飽くことなくやる。

そうでしょうか?

努力は堅実と語られますが、実はそうではないのでございます。

努力と実力の伸びは、株価の如しなのでございます。

ずーーと平行線、またはやや下降気味というのが、努力の真実の姿なのでございます。

しかし、ときにぽーーんと天井を抜けるように上昇するのが、実力の真の姿なのでございます。

そして、また、ずーーと横ばい下降気味になって、しかしときに間欠泉のように跳ね上がるのでございます。

努力しているときは、改善が見られなかったり徒労感ばかりであったりします。

読んだハナから忘れたり、やったソバから間違っていくものでございます。ハナソバ。どこぞのにゅーうぇいぶラーメンに出てきそうでございます。

まあ、結論からいえば結果的に憶えてしまう、できてしまうものではありますが、お勉強中の者にとっては、あまり気分のいいものではありません。

努力とは、単にいえば、やるだけなのでございます。そこに、進展や伸びや成長を期待するから、その分、気が重くなるのでございます。

努力とは、実力の伸びや改善が見られずともやるのが、「努力」のなにふさわしい作業なのでございます。

おそらく、今投下されし努力は、わたくしたちの知らないところに蓄えられ、ある程度に溜まると勢いよく表面に浮き上がってくるものであろうと、ある日の日記に書いたわたくしでございます。

スグに結果を求めない

焦る何とかは何たらでございます。

 

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