無用の比較は消耗す

マラソンでは、他のランナーを気にすると余計にスタミナを消耗するものでございます。

この電信柱あの電信柱と、自分のペースで自分の決めた目標に駒を進める方が楽なものでございます。

至って楽なのでございます。

他者との比較そのものが悪いのではなく、要はタイミングなのでございます。

比較するときは調子のよいときだけでございます。

落ち込んだときの無用の比較は、まさに無用、更に落ち込むこと畢竟なのでございます。

いい占いは信じて、わるい占いは信じないが如し。

成績が落ち込んでいたり、調子が悪く計画通りに進まないときが一番危ないときでございます。

なぜか人と自分とを、較べて無間のカラクリに巻き込まれるのでございます。

「あの人はあーなのに、わたしはこーだ」というのが、典型的な例でございます。

基本的に、人は人を知りません。ブイブイ言わしている人でも、過去にいえないようなことがあったりするものでして、結局、他人との比較なんて「不完全な」情報の上に、なんかのへ理屈をクソ理屈並べ立てているものでございます。

楽勝に見える人でも、ちゃーーんと裏では自己管理を徹底し、机に向かっているものなのでございます。

脳ミソにそれほどの個人差なんてありませんから、わたしにはそうとしか思えないのでございます。

そしてここが重要なのですが、他人と較べてなにかいいことがあるのか?ということです。

金持ちの友人のセルシオを見て、ああええのぅ、それに較べて我が身のわびしさ、と思ったら、自分の車がクラウン・マジェスタになれば、いくらでも比較していけばいいのでございます。

しかし百万回思っても変わらぬものでございましょう。「思い」で変わるは、恋せし女性の顔くらいでございます。

たいがい何も起きません、変わりません。

ありていにいえば、自他比較は、少しも点数に貢献しないものでございます。

疲れるだけ落ち込むだけの自他比較なんて、健康ではございません。

自分のペース目標で進めていくのが、一番続く方法だと思うのでございます。

ウサギと亀の亀だって、

ゴールはしたさ

 

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