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菓子を片手にいそいそと
要はエネルギー論なのでございます。 つまらないなら多少とも憩いと慰めをもたらさんとするのが、粋でございます。 もう女学生ではありません、青雲の志もつ書生でもございません。 学び場は学校ではありません。自由に時場所定め、やりたいようにやりやすいように身の振り方を設計すればよいのでございます。 メカニズムは働いているのでございます。 手狭家屋も広く見せよう床の間に、室内に畳と座布団ほかになし、自然と目が行く掛け軸欄間立花の類の仕様なのでございます。 生活という習慣は、洗練されたメカニズムの集合体でございます。意識せずとも従うが、洗練の極地なのでございます。 勉強がいやなら、せめて菓子の憩いで相殺すれば良き事でございましょう。 ぜんざいに香の物、汁粉に塩をお考え下さいまし、辛いに甘い、甘さには辛さで相互が引き立つのでございます。 それを、無理やりに、学校当時の記憶を引き継ぐ必要などないのでございます。授業中にお菓子を食べるなんてはしたないことでした、タブーでした。しかしいまはそうでなし。 目がショボショボするようならば、ブルーベリーの甘しジャムをタップリ塗りこめたトースト(バターも解けでんようにたっぷりと)をむしゃぶりつきながら勉学に励んでもよいのでございます。 100円で買ったミニ電燈で照明を増やしてもよいのでございます。 香を焚くも良し。 骨董の類、やは肌の白く澄んだ茶碗を眼前に置いて勉強してもよいのでございます。嗚呼ありし日の彼女もこうだった。 菓子盆、小鉢、湯のみに凝るもようございましょう。 試験とは問題が解ければよいだけの話しでございます。形式過程は問われません。いわんや私室の貴殿をや。 そのあたりの塩梅なのでございます。 呆然とテレビ見ながら菓子ツマミより、頭を動かしながらの方がカラダもアタマも舌も踊り喜び、一身に甘さを楽しめるものでございます。 むかし菓子道ありけり。 菓子道の極意とは、 菓子を生かさんとして
己を活かすことでござる
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