夬の字、なるほど

夬(けつ)という見慣れない字が、本日のススメでございます。

夬なる部首は、決めるや決済・決定・決行などの「決」の用語に使われております。

夬は、さんずいの相方でございます。

この見た様で見たことのない夬(けつ)の字は、弓矢の世界のお言葉でございます。

夬(けつ)とは、弓の弦を引っかく道具でございます。

「けつ」いう音が転じて「決」と使われるようになったと、漢字辞典にはございました。

ハハア、なるほどと心中のわだかまり氷解したわたくしでございます。

決まった数字は達成する、決めた目標は貫徹する、といった慣用句に使われる「決」が、弓矢のイメージと重なった次第でございます。

弓矢がシックリこなければ、弓道や射的ダーツアーチェリー等々思し召されたく存じます。

弓を片手に矢をつがえ、ひょうと射るが如きイメージでございます。

決めるや決定・決行は、狙った的をはずさぬ印象でございます。

漢字はそれ自体で完結した意味を持つものと申します。

決が使われる言葉には、「夬」の意が含まれているものでございます。

要するに、「どこを狙っているの?」です。

決裁・決断・決定の要は、どこを狙っているかでございます。

狙うという意識なく、何か決めるなんてできない相談でございます。

的の真ん中100点で、その他は1点・5点・10点の世界でございます。

1点・5点・10点は、たとえ当たろうが「おおはずれーー」なのでございます。

参加賞・残念で賞・おたのしみ賞くらいの違いで、キャラメルの数が増減するくらいでございます。

上司や同僚の目があって、意図的に的をはずすという「能ある鷹」なら決行至極の処世術でございますが、凡夫凡婦なら狙ってもあたるかどうか微妙のきわみでございます。

やると決めるならば、その意味目標ねらい目的を外さぬよう危惧するものでございます。

焦点は絞ってこその、弓矢の道

おおはずれ〜の見当違いにならないよう御気使いくださいませ。

 

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