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名案はアワビ獲り
「ああ、困ったナァ」と悩んでいても、仕方のないことでございます。 『沈思黙考』−深いところまで思考を潜らせて考える、というのが実際的な意味でございましょう。 浅いところでアーダコーダとしていても、獲れるは昆布ばかりでございます。 毎日おかずが、昆布ばかりではしょっぱい浮世になるばかり。 結局のところ、浅瀬で一生懸命考えたところで、名案には至らないのでございます。 アワビ獲りのように考えるが、名案を生むコツでございます。 名案というものを、アワビの如く、海の底にあるものと仮定するのでございます。 事態を打開する名案とは、得てして簡単には獲れないものでございます。 アワビと思って掴んでみたら、トコブシだったというのは、多々あることでございます。 考える行為をグッーと沈めることで、名案とは得られるものでございます。 事態を打開するための思考とは、アップアップした沈みがちなものではないのでございます。 浅い考えは、休むに似たり。
本当に困ったら、深呼吸をしてぐーっと考え沈むがよかろうと存じます。
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