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受験宣言は考えもの
「わたしは、〇〇の試験を受けます」 試験のお勉強のやる気を出す方法として、みんなの前で受験宣言をすることがございます。 非常に良い手段と存じます。 プライドをかけ、自分を逃げれないように追い込んでしまえば、お勉強の強力な推進力となることでしょう。 しかし勉強宣言は、誰にでもすればよいというわけではございません。 宣言する相手を選ばねばならないのでございます。 もし、会社で資格取得が推奨されているからといって調子に乗ってはいけません。 タクシーの2種免許や証券外務員、ボイラーといった「なければ営業できない」資格の取得は、推奨されましょう。 しかしその他資格は、いかばかりかその真偽たるや、わかったものではないというのがわたくしの考えでございます。 ジックリと観察しなければ、取得者の末路がどうなるかわかったものではございません。 なぜなら資格取得制度が、会社の総意であったり、オーナーや社長の真の考えではないかも知れないからでございます。 単に人事コンサルが、資格制度を人事システムに組み入れただけかもしれないからでございます。 人事システムを作るのは、めんどくさいし手間がかかるものでございます。 ですから全外注・半外注して作ったといっても、昨今の社会環境を鑑みればおかしくないことでございます。 会社はこうはいっているけど、重要な立場にいる構成員がそう思っているとは限らないのでございます。 まさにタテマエ、ホンネの世界でございます。 人生で最も被害が大きいのは、嫉妬をこうむることでございます。 資格というのは、適当な努力を適当な期間、絶えずたゆまず投入すれば、合格してしまうものでございます。 「合格とは簡単なメカニズムである」と、わたくしは考える次第でございます。 しかし、中には『資格=能力者たる証』という公式が成り立っている人もおり、いらざる嫉妬をこうむるものなのでございます。 資格のお勉強は、ごく親しい人にだけ、コッソリ漏らすがようございます。 女房・子供の家庭関係、利害を離れたご友人は、「安全」でございます。 問題は、会社・仕事の人間関係でございます。 「この閥でキャリア形成をめざそう!」と思えるような、ほんとうに親しい上司や部下以外には漏らさないのがよろしいかと存じます。 人事シートには、難易度が低く嫉妬をこうむらない資格の取得を目指す、と書いておくのが吉でございます。 満面の「がんばってね」のひとことは、即、「・・・あいつ・・・」という嫉妬に変わるものでございます。 それがいつ人事考課に現れるか、当の本人でさえその嫉妬に気づいていないものなのでございます。 特に男性は、注意なさるが吉でございます。
男性の歴史は嫉妬の歴史でございます。
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