お悩み枕詞:その6

「これだけ」でございます。

お悩みの原因の多くは、突然の雑用や予期しないアクシデントに由来するものでございます。

「アレもしよう、コレもしよう」と立てた計画が、おじゃんになってしまったからでございます。

こーして、あーしてと思っていたのに邪魔が入ると、前もって準備していたやる気や意欲といったエネルギーが、行き場を失ってしまいます。

発散先を失ったエネルギーは、どこぞで燃焼を図らんとするものでございまして、たいがいは「なんだよ、ちぇっ」といったクサクサ感でバーニングされるのでございます。

いやーな気分になるのは、このようなメカニズムがあるからと考える次第でございます。

しかし、憶えておいて損がない事実として、「本当に重要なことと、自分が重要と考えたことにはズレがある」ということでございます。

計画どおりにお勉強ができなかったからといって、ダメチンではございません。

意外に、忙しいときやトラブルがあったときのほうが、実になるお勉強になるものでございます。

土日や時間があるときは、アレもコレものお勉強計画をこなすことができましょう。

一方、アクシデントや急用によって時間がなくなったときは、そうは問屋が卸しません。

何を勉強するかを、パッと決めなければなりません。

「何をかせん!!」と絞ったあとに残ったものが、本当に必要欠くべからざるお勉強なのでございます。

逆に、絞り込めないときなどは、どれをいつやろうがオッケーなものでございまして、それほど重要なものではないのでございます。

重要ではないもので、くよくよする必要はないのでございます。

胃袋の容量に限界がございますように、同様に、脳ミソにも限界がございます。

お仕事や家庭のアレコレで、脳ミソのメモリが占められているのも、当然至極の普通の現象でございます。

土壇場での「これだけやろう」という絞込みが、血となり肉となるお勉強への機縁となるのでございます。

『内容を完全に消化できる』

上質なお勉強とは、かくの如しでございます。

 

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