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傾き
スポーツも勉強もできる人が、1クラスに1人は居たものでございます。 文武両道でありながら、趣味も話題も豊富な、スーパーマンが如き御人が居たものでございます。 今でもそういう人にあやかっているのですが、振り返ってみると、このような人種の人たちは、非常にバランス感覚が優れていたと思い出すのでございます。 クラス会議やなんらやの取り決めでも、極端な特定の意見に偏らず甲乙論の癖のある論者たちをうまーくまとめ上げていたと考えるのでございます。 「よくできた人」とは、クラス委員になったり、なんらかの長についていたりと、全体のバランスを取れる人がよく選出されていたナァと考え至ったのでございます。 現在でも、身の回りのよくできる人をアレコレと思い浮かべて共通項を考えてみると、バランス感覚にたどり着いたのでございます。 バランス感覚に優れた人は、そこはかとなく、余裕があるのでございます。 日々、お勉強やお仕事、日常の雑務であくせくしているときというのは、なにかに傾きすぎているのでございます。 バランス感覚とは、傾きの敏感になることでございます。 急な仕事や事件で、どたばたして、お勉強に手が付かないことなど日常茶飯事でございます。 知らず知らずに深みに入り、グラグラと前のめりになっているのでございます。 そんなケツが落ち着かないときに、お勉強をしても、ふわふわの上滑りをするがオチでございます。 自分が陥っている状態を意識できれば、「ま、こんな状態なんで、しゃーないね」と深い落ち着きに到達できるのでございます。 自分の現状と、こうありたい状態とを、まずは知ることでございます。 本腰を入れられない、と意識できれば、そんなときでもできるお勉強に気づくものでございます。 一本調子では、同じ時間を確保できないものでございますから、そのためのバランス感覚なのでございます。 アクセクしだしたら、生活の傾きを御省察することをオススメするものでございます。
バランス感覚こそ、余裕の源泉でございます。
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