目の前だけをやってみる

「筆が縮む」という表現がございます。

絵をうまく描こうと意識しすぎて、のびのびと描けていない様を表しております。

アレコレ考えて逡巡した絵のタッチを、「筆が縮んでいる」と表現したのは、言い得て妙と存じます。

お勉強にも、アタマが縮むといいますか、ココロが縮むといいますか、自分の持っているやる気をスムーズにお勉強に投入できないことが多々ございます。

うまくやらないと
速くやらないと
速く憶えないと
正確に憶えなければ
正解しなければ
計画が遅れている

そして、最後にはごうかくしなくては!と思うようになるのでございます。

プレッシャーはお勉強とは切っても切れないものでございます。

しかし、全くの事実でございますが、このようなプレッシャーがあってお勉強がうまく行くのは、100回に1回くらいなのでございます。

プレッシャーは、ごくごくたまに、発奮の材料になりはしますが、たいがい、やる気のエネルギー漏れを起すだけでございます。

そうして、がんばった割には、なんとも不完全燃焼で終わるものでございます。

ぶっちゃけいうと、邪魔でございます。

目の前の作業をやるにあたっての不用意なプレッシャーは。

ぶんぶん飛び回るハエやプーンとうるさい蚊以上に邪魔をしているものがあることにお気づき下さい。

結局のところ、そんなプレッシャーから影響されて、追い立てられるようにアレコレお勉強しても身になることは少なかろうというのが実感でございます。

プレッシャーで、通常の3倍憶えることができるならプレッシャーは万々歳でございます。

しかし、効果がないのですから、感じないようにした方がよいのでございます。

 

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