激薬:カクシン

先日のススメは、わたくしの好きなコトバ「カイゼン」をテーマにしたものでした。

本日のススメは、わたくしがカイゼンに劣らぬほど、好きなコトバを紹介したく存じます。

そのコトバは、「カクシン」でございます。

カクシン。漢字でいえば「革新」でございます。

英語でいえば、「イノベーション」でございます。

カクシンという言葉は、憶えておくと生活のいろいろな面で資する概念でございます。

大きな壁を感じたとき、必要なモノは「カイゼン」ではなく、「カクシン」なのでございます。

先だって申し上げた「カイゼン」は、日々行うものでございます。

日常薬、サプリメントレベルのお薬、と申せましょう。

コレに対してカクシンは、劇薬でございまして、時々服用するがようござろうと、赤ひげ先生もおっしゃるようなきつい薬でございます。

カクシン、英語でいうイノベーションは、現状の作業から遠く離れた地点から考え始めるものだからでございます。

カクシンには、現状の作業をいったん否定しなければならない、思考が要求されるのでございます。

カクシンの発想とは、こうでございます。

いま、作るのに6ヶ月かかるものを、1ヶ月に短縮する。
いま、1日20P読むのを、200Pにする。
いま、通勤が1時間30分かかるが、これを20分以内にする。

などなどでございます。

カイゼンの発想は、ちょっとだけ良くするもので、現状はあくまで肯定された上で培われるものございます。

対して、カクシンは、実際の作業を否定しない限り、行うことができないものを設定するものでございます。

カクシンは、現状では一見して不可能な課題を設定するものでございます。

鉄から金を生む錬金術が、化学の成長をもたらしたように、「バカチン」な課題やテーマを設定することは、実力を倍加できる機縁を与えるものでございます。

カイゼンは、小手先の修正が効かないどん詰まりになると、ますます泥沼にはまり込むものでございます。

仕事多忙に、家庭はギスギス、嫁は不機嫌、車検は近い、保険も更新跳ね上がり、健康診断・要再検査、タバコも酒も値を上げて、音を上げるは人間関係、上司が変わって、転勤か?、部下は変わらず馬鹿ばかり、といった八方塞がりな状況に、人は陥るものでございます。

このようななかで、上手に生きるにはどうしたらいいか?

まったく現状とはかけ離れている箇所に、点を書き、視点を置いてみるがようございます。

できるだけむちゃくちゃな要求を考え出すが吉でございます。

それがカクシンを生む考え方なのでございます。

なんて忘れやすいんだろう、いまの10倍記憶を良くしたい!というのはカクシンのレベルのお話でございます。

10倍。。。では、自分は何を憶えるべきなのか?どのように憶えればいいのか?という考えに繋がるのでございます。

さすれば、こうしよう、あーしょう、ココを削ろう、これはやらん、などなどのコレまでに見えなかった凹凸が見え始めてくるのでございます。

カクシンテーマを設定すると緊張感が生まれます。

緊張感のある意識は、お勉強を大いにこなす原動力です。

 

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