利益とは

単純な話でございます。

利益とは、自他にとって利することが、利益と申すものでございます。

利益について、最も理想的なお言葉を残したのが、近江商人でございます。

近江というのは、滋賀県、かつてたくさんのあきんどを生み出した県のことでございます。

近江出身の商人の多さを理解するには、古い町を歩くに限るのでございます。

京都や金沢といった古い町を、訪問すると、たいがい、「近江」にぶつかるものでございます。

金沢の古本屋の「近江書房」は、茶色の下地に、白抜きで「近江書房」と描いた、ステキな看板をお持ちの古本屋でございます。お取扱の古本も洒落たものが多かったと記憶しているものでございます。

古臭いご屋号、古臭いご商売ながら、現代の町並みに長い時間の蓄積を鮮やかに示している、これこそ生き残ってきた商売というものでございます。

金沢は、古本屋に気品がある町でございまして。。。っとここで筆を止める(司馬風にw)

「三方よし」とは、商売の王道について説明しているのでございます。

商売とは、売り手よし、買い手よし、世間よし、この三者について良くなることこそ、のぞましけれ、というわけでございます。

独学は、究極的に、自分さえできるようになればよい、という諸刃の考え方でございます。

世の中とは、自他の利益と世間の利益によって動いていることをお忘れないように、ご配慮いただくものでございます。

一方的な関係というのは、どこかで綻ぶものでございます。

 

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