味加減はさじ加減

味加減はさじ加減でございます。

一杯・二杯のさじ加減でお料理は引き立つものでございます。

隠し味も、さじ加減でございます。

カレーに、シチュウにお味噌や醤油を入れると、ぐっと風味が増すものでございます。

人生の妙味も、さじ加減でございます。

スプーンの加減で、人生模様は変わるものでございます。

この世には、さまざまなお料理があるものでございます。

殿方は、味も素っ気もない玄米かもしれません。

奥方は、あぶっらこい霜降りステーキかもしれません。

上司や取引先は、バタータップリのおフランス料理かもしれません。

すべて、これ、お料理なのでございます。

すべて、これ、注文していないお料理なのでございます。

しかし、食べなければならないものでございます。

わたくしたちは、そのお料理群に小さじ一杯の、、、

お塩やお砂糖を入れるくらいが関の山でございます。

そう思うと、肩の荷が軽くなるものでございます。

ときには、クソぶっかけたくなる野郎に出会うこともございましょう。

そのときは、おミソで代用しましょう、ということでございます。

くそみそという言葉は、至極名言でございます。

ご自身は料理人ではなく、調味料人でしかないのでございます。

 

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